葛西俊治「身体心理療法」イギリス2009
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"Effect of repeated exposure to a humanoid robot on children with autism" 「自閉症の子供へヒト型ロボットを繰り返して呈示することの効果」 ロボットに会ってきました!! 「自閉症の子供とロボットとセラピスト」という三者関係の中で、ロボットとのミラーリングなどを通じてセラピストとの関係がしていくなどの交流の中で社会的関係化が促進されていくのがよく分かりました。 なお、ロビン博士はダンスセラピストという経歴があるので、実はロボットが問題なのではなく、「ロボット」という媒介を置くことによって、間接的な関わりを可能にしていることが、自閉症児によっては近寄りやすい状況になっている…可能性があります。その際、間にいて関係を仲介しているロビン博士が「ダンスセラピスト」という身体心理的な感性を前提にしていることが大きな意味をもっていると考えられます。 学校などで自閉症児の指導を担当する先生方は、それまでの経歴の中で、また、実践を通じてそうした能力を育ててきたわけですが、そうした能力を「ダンスセラピー」という枠組みで指導していく…。そうした領域がダンスセラピーの一つの可能性としても考えられそうです。(7/2, 2009) 現在、研究中の内容を聞いてみました。意外に秘密なのかもしれませんが(^_^;V visiting researcherとして下記にて研究しています。 (C/O) Professor Helen Payne, Meridian House,32 The Common,Hatfield, Herts AL10 0NZ, UK School for Social, Community and Health Studies, University of Hertfordshire, UK [戻る] |