日本ダンス・セラピー協会による
認定資格について
日本ダン
ス・セラピー協会は
1992年に設立され、平成11年から「ダンスセラピスト」資格の認定を開始。平成17年から以下に示す三種類の資格認定を行っています。
- ダンスセラピスト
- 「臨床でのダンスセラピーの実践・指導および教育」
- 臨床経験200〜600時間 必要総単位数56単位 協会在籍3年 他要件あり
- アソシエイト・ダンスセラピスト
- 「臨床でのダンスセラピーの実践」
- 臨床経験50時間 必要総単位数28単位 協会在籍2年 他要件あり
- ダンスセラピー・リーダー
- 「自身の専門領域でのダンスセラピー的アプローチの活用」
- 臨床経験不問 必要総単位数16単位以上 他要件あり
資格要件の詳細は、協会の会員サイトに掲載されている他、「日本ダンス・セラピー協会 資格制度解説書」を入手することにより読むことが出来ます。なお、
この中には申請書などの書式一式および必要書類についての概略的な説明が含まれていて、資格申請の際には必須の書類となっています。なお、上に示した内容
は資格認定要件の一部なので、詳細については「解説書」を参照する必要があります。
日本ダンス・セラピー協会の認定資格は、主に精神科・心療内科などの医療施設や福祉施設等での「臨床経験」(現場でのセッション指導経験)」を重視してい
るので、そうした経験・経歴を重ねながらダンスセラピー指導に関連する「必要単位」を協会主催の講習会他において習得するということになります。
なお、「ダンスセラピスト」資格取得に必要な現場での指導・実践経験である「臨床経験」の時間数200〜600時間(学歴によって異なる)や、「実技試験」の実施に示されるように、実際に現場で指導にあたるための実力を重視しています。
病院や福祉、教育や地域の現場において、ダンスムーブメント・セラピー活動、あるいはそれに準じる臨床心理学的ないし身体心理学的配慮を含んだ活動と実践
を行っている方は、そうした経験の内容と経歴に基づいて「臨床経験」として認定される道筋もあります。
まずは資格認定のための「解説書」をご覧ください(https://jadta.org)。そして日本ダンス・セラピー協会への入会をぜひ考えていただければと思います。
札幌ダンスムーブメント・セラピー研究所には、現在、認定
ダンスセラピスト(竹内実花・葛西俊治) の2名を中心に、協会資格取得を希望する方へのサポートを行っています。特にすでにダンスセラピー・リーダー資格を取得された方に対して、その一つ上の協会認定資格「アソシエイト・ダンスセラピスト」の取得を援助する活動も行っています。
札幌ダンスムーブメント・セラピー研究所は、札幌近郊・道内をはじめ、広く国内でダンスセラピー的な活動を行っている方、またそうした活動を考えられている方との連携や支援を行っています。関心をお持ちの方は下記までご遠慮なくお尋ねください。(3/26, 2025)
|